鹿児島県議会議員選挙(県議 議選)2011 鹿児島市・鹿児島郡区の分析

鹿児島県議会議員選挙2011年 鹿児島市・鹿児島郡区の整理。

■定数、立候補者数、有権者数の整理

前回(鹿児島県議会議員選挙2007年)の投票では、

定数 : 19 / 立候補者 : 24
有権者数 : 473542人 投票者数 : 239373人 投票率 : 50.55%

今回(鹿児島県議会議員選挙2011年)は

定数 : 17(19から2削減) / 立候補者 : 24
有権者数: 488235人(14693人増≒3%の増)
ということを考えると、

当選のためには。 前回、17番目の当選となった、柳 誠子 氏の9404票×1.03(有権者の増分)=9686票あたりが最低限必要か。

安全圏としては、前回8番目から15番目の当選となった10000票~11000票レベルは欲しい欲しいところである。

■県議・議選立候補者一覧の基本情報、分析、当選予想

鹿児島県議会議員選挙 立候補者の一覧 http://www.tv.janjan.jp/election/2011/46/00011562.html#15949 を元に整理した。

しかし、元データ自体、下記のとおり一部間違っているようだ(2011/4/3現在)。

  • 藤崎氏は現職ではない
  • 徳永 想一 氏ではなく、青木 寛氏かと思われる
  • 松崎 真琴氏は男ではなく女

■県議・議選 鹿児島市・鹿児島郡区 立候補者 基本情報

#氏名
(読み方)
年齢性別党派現/新肩書き当選回数前回得票HP
1柴立 哲彦
(しばたて てつひこ)
64自民党会社役員510,077なし
2藤崎 剛
(ふじさき たけし)
37自民党会社顧問1(落)8,139あり
3宇田 隆光
(うだ たかみつ)
56自民党農業311,025なし
4寺田 洋一
(てらだ よういち)
57自民党農業210,584なし
5大園 清信
(おおぞの きよのぶ)
56自民党医師311,077あり
6野田 啓介
(のだ けいすけ)
35自民党団体役員(落)7,212あり
7永田 憲太朗
(ながた けんたろう)
64自民党県議会議員310,097なし
8長田 康秀
(おさだ やすひで)
33自民党有限会社長田興産代表取締役110,078あり
9吉野 正二郎
(よしの しょうじろう)
57自民党県議会議員59,016なし
10桑鶴 勉
(くわづる つとむ)
64自民党県議会議員210,696なし
11武 昭一
(たけ しょういち)
61自民党薬剤師38,536あり
12尾辻 義
(おつじ のり)
66自民党県議会議員611,873なし
13成尾 信春
(なるお のぶはる)
53公明党県議会議員410,329あり
15持冨 八郎
(もちとみ はちろう)
59公明党県議会議員210,142あり
14松田 浩孝
(まつだ ひろたか)
46公明党団体役員110,851あり
16青木 寛
(あおき ひろし)
62民主党団体役員415,173なし
17吉留 大輔
(よしどめ だいすけ)
34民主党会社員あり
18松崎 真琴
(まつざき まこと)
52共産党県議会議員211,067あり
19福司山 宣介
(ふくしやま のぶすけ)
52社会民主党無職なし
20下鶴 隆央
(しもづる たかお)
30無所属会社員(落)6,243あり
21柳 誠子
(やなぎ せいこ)
50無所属県議会議員19,404あり
22中間 哲郎
(なかま てつろう)
48無所属医師あり
23二牟礼 正博
(ふたむれ まさひろ)
63無所属県議会議員711,544なし
24山口 修
(やまぐち おさむ)
63無所属会社員39,852あり

■県議・議選 鹿児島市・鹿児島郡区 立候補者 政治活動(インターネットの情報より)、分析

#氏名
(読み方)
政治活動等分析当選予想
1柴立 哲彦
(しばたて てつひこ)
ホームページがないため活動内容、政策が不明。これまでの活動内容、政策は演説で聞くか、ポスターを確認しろということか。分析不可能。保留
2藤崎 剛
(ふじさき たけし)
地域活性、教育、農林、福祉等。政策(藤崎たけしはこのように考えます)はやや具体的。保留
3宇田 隆光
(うだ たかみつ)
ホームページがないため活動内容、政策が不明。これまでの活動内容、政策は演説で聞くか、ポスターを確認しろということか。分析不可能。保留
4寺田 洋一
(てらだ よういち)
ホームページがないため活動内容、政策が不明。これまでの活動内容、政策は演説で聞くか、ポスターを確認しろということか。分析不可能。保留
5大園 清信
(おおぞの きよのぶ)
医療、介護に特化か。
県議会での活動報告は平成19年までしか記述されていない。
平成19年(前回の県議・議選)以降の活動が謎である。何をやっていたのであろうか・・・。保留
6野田 啓介
(のだ けいすけ)
活動報告には、最近の選挙準備活動の報告しかない。
理念は観光、若者、農業、子育て、環境対策と多岐に渡るが深堀りはされていない。
理念の方向性は間違っていないと考えるが、具体的な実現方法、実現の実現可能性に欠ける。保留
7永田 憲太朗
(ながた けんたろう)
ホームページがないため活動内容、政策が不明。これまでの活動内容、政策は演説で聞くか、ポスターを確認しろということか。分析不可能。保留
8長田 康秀
(おさだ やすひで)
議会活動報告は2007,2008年までしか記載されていない。2009年~2011年は何をやっていたのであろうか・・・。辻立ちを平成20年までは活発に行っていたとの記述があるが、その後の辻立ち活動も気になる。保留
9吉野 正二郎
(よしの しょうじろう)
ホームページがないため活動内容、政策が不明。これまでの活動内容、政策は演説で聞くか、ポスターを確認しろということか。分析不可能。保留
10桑鶴 勉
(くわづる つとむ)
ホームページがないため活動内容、政策が不明。これまでの活動内容、政策は演説で聞くか、ポスターを確認しろということか。分析不可能。保留
11武 昭一
(たけ しょういち)
「活動」の内容がよく分からない。今後、こういう活動をしたいという話なのか・・・。すでに3期なはずなのだが、活動内容が謎である。保留
12尾辻 義
(おつじ のり)
ホームページがないため活動内容、政策が不明。これまでの活動内容、政策は演説で聞くか、ポスターを確認しろということか。分析不可能。保留
13成尾 信春
(なるお のぶはる)
未確認公明党3人のうち1人は落ちる可能性アリと考える
15持冨 八郎
(もちとみ はちろう)
未確認公明党3人のうち1人は落ちる可能性アリと考える
14松田 浩孝
(まつだ ひろたか)
未確認公明党3人のうち1人は落ちる可能性アリと考える
16青木 寛
(あおき ひろし)
ホームページがないため活動内容、政策が不明。これまでの活動内容、政策は演説で聞くか、ポスターを確認しろということか。
前回トップ当選なものの、現政権での支持率低下に加え、同じ民主党の吉留氏とどう民主党の票を食い合うかが争点。
17吉留 大輔
(よしどめ だいすけ)
地道な地域活動、文化振興活動。
東北への支援物資の運搬実施。
人材育成、地域活性化。
「まず、やる」のキャッチフレーズのとおり、行動力がある。当選した場合、人との繋がりを重視した政治活動を行うと思われる。保留
18松崎 真琴
(まつざき まこと)
未確認共産党の票が一人に集まるため、おそらく当選
19福司山 宣介
(ふくしやま のぶすけ)
鹿児島市議会議員3期経験。5期議員をした上村勝行氏(社会民主党で前回11454票4位当選で今回勇退)の後継これまでの活動内容、政策は演説で聞くか、ポスターを確認しろということか。
社民党の票が一人に集まるため、おそらく当選
20下鶴 隆央
(しもづる たかお)
活動予定、報告には選挙活動のことしか記述されていない。
福祉については言及なく、雇用、地域活性、財政改革に特化
政策はかなり具体的。福祉についての言及がないため、高齢者層のウケは悪そうだが、県の借金削減、地方活性による雇用の創出を重視しているため、若者の票をどの程度かせげるかが勝負。保留
21柳 誠子
(やなぎ せいこ)
健康、障害者、DV等の問題に特化か女性票を集める感じだろうか。保留
22中間 哲郎
(なかま てつろう)
ドクターヘリの実現を要望ドクターヘリに特化し過ぎて票は集められなさそうである。保留
23二牟礼 正博
(ふたむれ まさひろ)
ホームページがないため活動内容、政策が不明。
本人のホームページの情報ではないが、選挙のネット利用は反対な模様。参考
2005年まで社会民主党。
これまでの活動内容、政策は演説で聞くか、ポスターを確認しろということか。
7回当選、前回選挙の11000票オーバーを考えると、社会民主党を離党し、無所属なものの協力な地盤があると考えられる。
24山口 修
(やまぐち おさむ)
活動報告の内容はホームペルパー2級に合格、放送大学に編入、○○を提言など。活動内容を見る限り、もっと議員として重要な活動があるのでは?と思ってしまう。保留

■県議・議選の党派による分析

やはり、県議・議選だけに限らず鹿児島での選挙において、面白いのが、民主党の弱さである。
民主党が人気であった2007年でさえ、民主党は一人しか立候補者を出していない。ただし、青木 寛氏は2007年は15,173票でトップ当選である。さらに、2003年は民主党は2人(青木 寛氏も含む)の立候補者を出すも、2人とも落選している。逆に考えると、いかに2007年の民主党人気の影響力が大きかったかが伺える。2007年は無党派層が民主党に集中したものと考えられるが、現在の民主党の支持率を考えると、無党派層は民主党ではなく、純粋な無所属の立候補者に投票するものと考えられ、前回トップ当選であった青木 寛氏の当選も難しいのではないかと考える。

公明党、共産党、社民党の当選者数はこれまでの実績、立候補者数からも、前回までと変わらないと思われる(公明党は前回の得票数から1議席をギリギリ減らす可能性あり)。

ここで、気になるのが自民党で、2007年の14人立候補者から2011年の12人に人数を絞っている。ここらへんは、2007年の県議・議選で立候補者を出し過ぎて、票がばらけて落選者の5人中4人を自民党が占めるという状況の反省からだろうか。元々、自民党の人気がある鹿児島県であるため、立候補者を絞ったことによる得票の伸びが怖い。

統括すると、自民党優勢、無所属普通、民主劣勢、その他は変わらずといったところか。

■県議・議選の年代による分析

50代、60代が多いのはいつものことである。
30代が5人もいるため、「若い」候補ということを売りにすると票が割れる可能性大 だが、30代の立候補者のHPを見る限り、
「若さ」を売りにしている人はいなさそうである。よって、今回は30代の人も、「若さ」を買ってというより、実力、これまでの実績でのアピールになるか。
傾向としては、やはり若い人ほど落選している傾向がある(他区の県議・議選の傾向を比較しないとはっきりとは言えないが)。

話は飛んでしまうのだが、鹿児島県議会議員選挙の鹿児島市・鹿児島郡区でさえ、70代の立候補者がいないのに、東京において、70代以上の立候補者がいるのは、たいへん遺憾に思う。

■県議・議選のインターネット利用について

整理した表より、前回当選者18人中9人しかホームページを持っていないことが分かる。
さらに、前回選挙で10000票オーバーの議員14人のうち、6人しかホームページを持っていない。
そのうちの3人である公明党議員のホームページは公明党にある程度用意してもらったものと思われる(ドメイン、システムを見る限り)。
さらに、さらに前回選挙で11000票オーバーの議員6人のうち2人しかホームページを持っていない。

以上のことから、鹿児島の県議・議選において、ホームーページ、インターネットでの情報提供は、選挙の結果への影響が低いと考えられる。やはり、インターネットを活用した選挙より、お年寄り向けにアナログな活動が有効なのだろうか。

ちなみに、今回は、24人中14人がホームページを持っている模様。

個人的には、議員のホームページがなくとも、議会の議事録等を確認すれば、 ある程度の議員の活動は追えるのだが、 議員には投票してくれた有権者への報告として、 なんらかの活動報告をまとめて欲しいところである。

上記は、過去の実績についてであるが、同時に、これから当選したあとにどのような活動をする予定なのかについての情報がないことに憤りを感じる。

例えば、東京都知事選挙での東国原氏のマニフェストのページには、今後の方向性及びその具体的な実現方法、具体的な数値目標等を記述している。
わたなべ美樹氏に至っては、マニフェストの簡易版でさっと全体感を把握でき、完全版では、その根拠となる現状の分析や、実現方法を記述している。
ただ単に「原発反対!減税を実現します!」と演説で言っていても、実現性は分からないわけで、きちんとした電力の供給量、財政、予算を把握、分析、その他データを分析した上で、責任を持って発言されるべきと考える。

以上のことにより、鹿児島の選挙は昔ながらの選挙戦で、レベルが低いと考えざるを得ない。
(例に出したのが、県議・議選レベルと都道府県の首長レベルで差があるが・・・)

■県議・議選の統括として

自民党、民主党、無所属にどのように無党派層の票がばらけるかにかかってくると思われる。

自民党もダメ、民主党もダメと考えた有権者が無所属に投票するのか、それとも、そもそも投票に行かないことになるのか・・・。

この点でも、見守らせていただこうと思っているのだが、

前回の投票率50%というかなり低い投票率を今回、さらに下回る場合、鹿児島県の未来は本当に暗いと考えざるを得ない。

■個人的には、しもづる隆央氏を応援しているのであるが、、

一応、上記統括まで、しもづる隆央氏を応援していることは置いておいて、客観的に分析した。

その結果として、しもづる隆央氏が当選するためには、かなり難しい選挙だと考えている。

まず、自民党を除いた他党で5議席はおそらく確実だと思われる。
そして、鹿児島県の自民党の強さを考えると、前回の10000票を得た人が8人いたことから、自民党が最低8議席程度は確保するのではなかろうか。
しかも、これは自民党に逆風が吹いていた時期の得票数であり、10議席ほど獲得する可能性も十分に考えられる。

すると、15議席分は他の立候補者が当選する可能性が高い。

最終的に、公明党下位1人、無所属下位4人、民主党2人、自民党下位2人で残りの2議席をめぐってギリギリの戦いが行われそうだ。

↑ しもづる隆央氏のHPへのリンク

鹿児島県議会議員選挙2007年では落選したものの、鹿児島県の借金、雇用問題(景気対策)について、真剣に考えており、
今までの経験から、それらの問題について改善する能力もあると思う。
ホームページに選挙・政治の漫画(全16ページの本格的な漫画)があって、鹿児島のおかれた状況とかが分かって面白い。

以上、基本的にインターネットの情報を元に分析したが、間違った情報がある場合は、コメントに記入していただけるとありがたい。

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「鹿児島県議会議員選挙(県議 議選)2011 鹿児島市・鹿児島郡区の分析」への3件のフィードバック

  1. 烈士さん
    こちらこそ、ありがとうございます。
    きちんと情報収集をして、きちんと判断してもらうことが私の望みであります。

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