世界の終わりのものがたりという企画展があったので、科学未来館へ行ってみた。
せっかく科学未来館へ行くということで、プラネタリウムも見たいなと、10時開館なのだが、開館の30分前に到着。
するとすでに長蛇の列。
9時30分でこの列。数えてみると110人オーバー。
どうにか一回目のプラネタリウムに入れるかと思ったが、 考えが甘く、1回目は逃して、2回目以降の上演からの予約になった。
10時に開館した後に、企画展+常設展のチケット1000円を払って、6Fの予約ブースに移動し、予約券を取得。
バースデイという3Dプラネタリウムが見たかったので、14時の公演に。4時間をどうやって過ごしたらいいかなぁと思ったのは、全くの杞憂に終わった。
■5F
5Fには世界をさぐるというテーマで、天体、地球(深海、地球環境)、生命、脳、医療と現在の科学技術についての展示。
体験型の施設が多くあり、いいなと思ったが、中には意味が分からないものもあり、謎。
自分の手をどんどん拡大していきますというのがあったのだけど、途中から、お決まりの写真の模様。
スキャンされた手
手を拡大した表皮の断面なんて無理っしょ。
細胞とか
細胞核
さらにどんどん拡大していって、最後はDNAに・・・。
深海の圧力で縮んだカップヌードルとか
深海とその内部
いわゆるゲノムの塩基配列
稲の遺伝子の話があったのだけど、特に酒米については、言及されておらず。
あとは5FにVR(バーチャルリアリティ)シアターなるものがあり、銀河系、宇宙の話について20分程度の3D上映があった。
わりとこれだけでもいいんじゃなかろうか。これも予約制。
5Fだけで、すでに13時くらいになってしまっていて、いったん1Fのロッテリアにてランチ。
食べてすぐ、6Fのドームシアターへ。
■6F
ドームシアター
バースデイと題された3Dのプラネタリウムシアター
プラネタリウム自体は最後の数分間のみなので、プラネタリウムというよりは3Dで宇宙の誕生から今の宇宙までの説明を受けられる感じ。
5Fで見られるシアターとかぶっているところもあると思う。
期待値が高すぎたせいか、途中であきてきて、かなり寝そうになる。
ニューヨーク自然博物館のプラネタリウムの方が迫力あって感動したのだけど、何の地がいだろうなぁ。
■7F
ドームシアターは6Fから入るが出る時は7Fから。
7Fで東京理科大学の学生企画があって、子供たちを対象に理科の実験だとか、クラフト飛行機の作成等を行なっていた。
けっこうな盛況具合で、クラフト飛行機は行列ができていた。
将来、数学、物理を嫌いにならなかったらいいなぁと。
ちなみに、機械工学とかはあったが、経営工学はもちろんなかった。
全体的に言えることなのだが、建物内に柱が少ない。基本的に壁面で支えていることになる。
すっきりはするが、個人的には怖い。けっこう展示物とか重いものが多いと思うんだけど。
■3F
ちなみに、建物がへんな作りになっていて、4Fと2Fが無い。一般客が行けないスペースがあるのかな?
3Fは未来をつくるをテーマに、ちょっと先進的な内容。
インターネットプロトコルの物理層の話を逆に分かりにくくしたようなモデルの展示があったり、アートか技術か分からん展示があったり。
ipadを使った展示があったのだけど、ホームボタンがきちんとガードされていた。そこらへんのチェックは職業病だ。
インターネットプロトコルの物理層の話を逆に分かりにくくしたようなモデルの展示
非常に分かりにくいのだけど、ビットの0と1を白玉、黒玉で表現し、文字を01で表し、それを宛先に転がすという代物。
たかだか、それを説明するためのモノとしては、あまりに重厚長大で、かけたコストに対して、あまり理解しやすくなるとは思えんぞと白い目で観察していた。
ASIMOの上演もあったらしいんだけど、逃した。
コレ以外にもいろいろな上演があり、時間が足りない。
3Fはあまり時間をかけられず、17時閉館なので、もともとの目的であった、世界に終わりのものがたりへ。
■1F
思ったより、内容が薄かったような。。
問いは問っぱなしなものも多かったり、いろいろな統計データを出しているんだけど、それを比較しちゃダメでしょうみたいなものとか。
あとはかなり混んでいたというのも原因の一つかなと。こういう問いとかって、ゆっくり一人で考える方がよいからなぁ。。。
5Fから3Fへのループがあるのだけど、これも柱は無く、壁面にくっついているのみ。1Fからの写真。
一応これを使ってみたが、みんな怖くないのだろうか。それとも、この特殊な構造に気づいていないのだろうか。。。
結局、10時から17時までの7時間を過ごす。
うーん。1000円(常設展だけだと600円)でこれだけのコンテンツがあるのはいいのだけど、
1回来て、また来たくなるかと言ったら、ちょっと何年か経たないと来たいと思わないかなぁ。
子供連れには重宝するかもしらんけど。
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